今回のオンライン研修の講師は、総合診療・家庭医療をベースに緩和ケアの経験が豊富な宇井睦人氏。
南山堂出版の「緩和ケアポケットマニュアル」の著書でもある宇井氏が、看護師のためだけに、日々の看護に活きる緩和ケアの知識を全4回でレクチャーします。
第1回は、総論として、緩和ケアを正しく理解するために必要な「基本となる知識と考え方」について。医療者が抱きがちな緩和ケアへの誤解や、トータルペイン、病の軌跡を考慮した支援の方法について、丁寧に解説します。
宇井氏は、「一般的なケアの延長に緩和ケアがある」と言います。「一般的なケア」と「緩和ケア」。
無意識に設定していた考えの枠を取り払い、最適な看護を考える力を身につける機会にしてください。