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#低栄養のチャプター検索結果
検索結果: 7本 (1 ~7本目を表示)
キーワード:#低栄養
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研修医のための栄養・輸液(全10回)
第9回 症例検討
2025/08/07(木)~ 伊在井 淳子氏(公益財団法人宮城厚生協会坂総合病院 救急外科科長 NST委員会委員長) 第9回では、1つの症例をもとに栄養管理の一連の流れをおさらいします。取り上げる症例は、急性汎発性腹膜炎で入院中の90歳男性。術後に麻痺性イレウスを発症し絶食が必要です。この患者の栄養管理をどう進めるか、これまでの知識を総動員してスクリーニングからアウトカム評価まで具体的に考えてみましょう。 -
研修医のための栄養・輸液(全10回)
第8回 OverfeedingとRefeeding症候群
2025/07/24(木)~ 伊在井 淳子氏(公益財団法人宮城厚生協会坂総合病院 救急外科科長 NST委員会委員長) 第8回はOverfeedingとRefeeding症候群について。Overfeedingは過剰栄養のことで、侵襲下では蛋白異化が亢進し内因性エネルギーが生じるため、平常時と同じエネルギーが供給されれば高血糖を招きます。一方、Refeeding症候群は慢性的な飢餓状態に急激な栄養補給を行うことで生じる代謝障害です。これらの危険性を理解し、予防策を講じましょう。 -
研修医のための栄養・輸液(全10回)
第5回 経腸栄養2大トラブル
2025/06/12(木)~ 伊在井 淳子氏(公益財団法人宮城厚生協会坂総合病院 救急外科科長 NST委員会委員長) 経腸栄養の2大トラブルである嘔吐と下痢について、それぞれ投与側・患者側の原因と解決策を示します。投与側の原因では、投与量や速度を見直しすることが重要。患者側の原因では、腸内細菌叢の変化など栄養素の追加によって解決できるケースもあります。トラブルの原因を見極め、適切に対処できるようになりましょう。 -
研修医のための栄養・輸液(全10回)
第4回 経腸栄養の実際
2025/05/29(木)~ 伊在井 淳子氏(公益財団法人宮城厚生協会坂総合病院 救急外科科長 NST委員会委員長) 今回は、経腸栄養剤の種類と選択を中心に解説。栄養剤の選択において、まず押さえるべき指標はNPC/N比(非蛋白熱量/窒素比)です。この適正値は、高度侵襲期、安定期、透析導入前の腎不全などでそれぞれ異なります。患者状態に応じた栄養剤の変更について学びましょう。 -
研修医のための栄養・輸液(全10回)
第3回 経腸栄養を始める前に
2025/05/15(木)~ 伊在井 淳子氏(公益財団法人宮城厚生協会坂総合病院 救急外科科長 NST委員会委員長) 第3回では、消化管の解剖生理のおさらいから経鼻胃管挿入のコツまで、経腸栄養を行う前に押さえておくべき必須知識をまとめます。これまで腸を使うことの大切さを学んできましたが、やみくもに経腸栄養をすればいいわけではありません。経腸栄養の禁忌を理解し、可否を正しく判断できるようになりましょう。 -
研修医のための栄養・輸液(全10回)
第2回 栄養管理のお作法
2025/05/08(木)~ 伊在井 淳子氏(公益財団法人宮城厚生協会坂総合病院 救急外科科長 NST委員会委員長) 今回は、栄養状態の評価とプランニングを中心に解説。栄養療法の必要性を判断するには、多種多様なスクリーニングツール、アセスメント方法があり戸惑うかもしれませんが、意識すべきは4つの観点です。プランニングでは、パパっと使える簡易式を覚えておけば、栄養価の目標値を適切に設定できます。 -
研修医のための栄養・輸液(全10回)
第1回 栄養管理のオキテ
2025/05/08(木)~ 伊在井 淳子氏(公益財団法人宮城厚生協会坂総合病院 救急外科科長 NST委員会委員長) 第1回は、栄養管理の大原則について。まず理解すべきは、消化管を使うことがどれだけ大切か。絶食状態は、口腔環境の悪化、腸管粘膜の萎縮など、さまざまな問題を引き起こします。経口摂取が可能な患者に「念のため絶食させておくか…」となんとなく指示を出す前に、絶食がもたらす影響をしっかり頭に入れておきましょう。